カリスマ主婦モデルとして多くの女性から支持を集める星玲奈(ほし れいな)さん。インスタグラムのフォロワー数は50万人を超え、しまむらとのコラボ商品も瞬く間に完売するなど、その影響力は圧倒的です。
そんな星玲奈さんの2024年2月の大きな出来事が、息子さんの中学受験でした。今回は、星玲奈さんの子育てと教育方針、そして親子で乗り越えた中学受験の体験についてまとめました。
星玲奈さんのプロフィールと家族構成
星玲奈さんは1981年10月15日生まれ、静岡県出身のモデル・ネイリスト・会社経営者です。
身長158cmと高くはありませんが、モデルとしての立ち姿は160cm以上に見えるほどスタイル抜群です。美容師の星ゴローさんとご結婚し、2児の母として活躍されています。
家族構成
- 旦那:星ゴローさん
(美容師、「natura Aolani」の代表) - 長男:2011年生まれ
(2024年に中学受験を経験) - 長女:2012年生まれ
(2025年に中学受験予定)

星玲奈さんのお子さんの受験体験
受験準備の日々
星玲奈さんは2024年2月8日のブログ「息子の受験が終わりました。」で、息子さんの中学受験について詳細に綴っています。サピックス(SAPIX)に通っていた息子さんは、本番の2月受験に向けて1月から本格的な受験モードに突入しました。
受験前の準備期間は、朝から晩まで塾の自習室とサピックスを往復する生活が続きました。学校は休み、朝は学校へ行くより早く起きて妹と二人で縄跳びをして目を覚まし、朝学習してから弁当を持って塾へ向かうという生活を週7日のペースで続けていました。
塾での勉強は順調で、サピックスのクラスでのテストでは何度も1位を獲得するなど力をつけていたようです。
塾の先生からも「この調子で力を発揮したら、今組んでいる志望校で全く問題ない」とお墨付きをもらっていました。
波乱の連続だった本番
本番の受験では思わぬ苦戦を強いられました。過去問では好成績だったにもかかわらず、緊張から普段の実力を発揮できず、最初の数校では不合格が続きました。
特に国語の問題で苦戦し、いつもの解き方ができなくなっていたことが原因でした。
星玲奈さんはブログで「全くもって、一筋縄ではいかなかった息子の中学受験。生きた心地がしない、今思い出しても記憶が曖昧になるほど、食べ物の味もしないほどの波瀾万丈な数日間でした」と当時の心境を吐露しています。
息子さんの強い意志と転機
連敗が続く中でも、息子さんは「受けなきゃ受からないよ!この学校行きたいもん。絶対あきらめない!」と強い意志を見せました。
星玲奈さんはそんな息子の意思を尊重し、最後まで希望の学校を受験させる決断をしました。
転機となったのは、国語の解き方を思い出したことでした。緊張から本来の解き方ができなくなっていたことに気づき、サピックスの先生方のサポートもあって、最後の数校では見事に合格を勝ち取りました。
合格と進学先選択
見事志望校に合格した息子さんは、「先の目標を見据えて」自分で進学先を選びました。星玲奈さんと旦那さんも、いくつかの学校の説明会に参加する中で、その学校と先生方の方針を最も気に入っていたそうです。
娘さんの受験への展望
息子さんの受験が終わった後、星玲奈さんは「さあ、今年もまた娘が受験生」とブログで綴っています。
2025年に控えた娘さんの受験に向けて、「娘には娘に合った、納得する道を選んでもらいたい」と考えているようです。息子さんとは別の受験ストーリーになることを予想しながらも、子どもたちの意思を尊重する姿勢は変わりません。
星玲奈さんの教育方針
星玲奈さんの教育方針として見えてくるのは、子どもの意思を最大限に尊重しながらも、必要なサポートをしっかりと行うというバランスの取れた姿勢です。
ブログには「受験は本当にそのご家庭の方針やお子さんの意思、それぞれ違うので、何が正解かは決してない」という言葉もあり、一律の正解を求めるのではなく、子どもに合った選択を大切にしていることがわかります。
また「かまいすぎずに、少し離れたところから見守って、どうしてもの助けの時にはいつでも力を貸せる距離で、これからの成長を見られたらいいな」という言葉からは、子どもの自立を促しながらも、いつでもサポートできる体制を整えるという親としての姿勢が見えてきます。
中学受験の基本情報
中学受験とは、公立中学校ではなく私立・国立中学校への入学を目指す受験システムです。主に小学6年生が対象で、首都圏では2月1日から3日間に多くの学校の入試が集中します。
(出典:『中学受験案内2024年版』晶文社、『2023年中学入学案内』エデュケーショナルネットワーク)
中学受験の特徴
- 複数校受験が基本
首都圏では合格可能性を高めるため、4~8校程度の受験が一般的です。 - 難関校では高い倍率
人気校では10倍を超える倍率になることもあります。 - 試験科目
一般的に国語・算数・理科・社会の4科目が基本ですが、学校によって2科目や3科目の場合もあります。 - 適性検査型入試
思考力や表現力を問う、教科の枠を超えた出題形式を採用する学校も増えています。
(出典:首都圏模試センター「今春2023年中学入試はどうなったか?」、ダイヤモンド教育ラボウェブサイト)
SAPIXのような大手進学塾の特徴
星玲奈さんの息子さんが通っていたSAPIX(サピックス)は、首都圏を中心に展開する中学受験専門の大手進学塾です。
- 厳しい内部テストと席次
定期的なテストで席次が決まり、クラス分けされます。 - 豊富な教材と情報
オリジナル教材や模試、進学情報などが充実しています。 - 専門性の高い講師陣
各教科に専門の講師がいて、受験対策に特化した指導を行います。 - 自習室完備
特に受験直前期は自習室を活用して学習時間を確保する生徒が多いです。
(出典:SAPIX小学部公式ウェブサイト、『中学受験 塾選びの教科書』中央公論新社)
受験を巡る親子の心理
中学受験では、子どもだけでなく親も大きな精神的負担を抱えることが多いです
- 子どもの心理的プレッシャー
試験本番での緊張から普段の実力を発揮できないことも多いです。星玲奈さんの息子さんも同様の経験をしています。 - 親の期待と不安
子どもの将来への期待と受験失敗への不安の間で揺れ動く親の心理。 - 親子関係の変化
受験勉強を通じて親子の絆が深まることもあれば、緊張関係になることもあります。 - 合否を超えた価値
近年は「たとえ合格できなくても、受験のプロセスで学ぶことに価値がある」という考え方も広がっています。
(出典:『親子で乗り切る中学受験』学研プラス、『子どもが伸びる親の関わり方—中学受験編』PHP研究所)
親子で乗り越えた受験の教訓
星玲奈さん家族の中学受験体験から学べることは多いです。
- 子どもの意思を尊重する勇気
レベルを下げた学校に逃げるのではなく、子どもの「あきらめない」という強い意志を信じる姿勢 - 親子で支え合う大切さ
親も子も一緒になって受験を乗り越える - 失敗から学ぶ力
最初の不合格から原因を突き止め、改善につなげた過程 - 子どもに合った教育の選択
「娘には娘に合った道を」という個性を重視する教育観
星玲奈さんは「この中学受験を通じて、想像以上に息子が成長していたことに、今でも驚きを隠せません」と述べています。受験という一大イベントは、子どもの成長と親子の絆を深める機会にもなりうるのです。
星玲奈さんの体験談は、これから中学受験を控える多くの親子にとって、心強いメッセージとなることでしょう。
参考情報
星玲奈さんは自身のブログやSNSを通じて、子育てや日常生活について積極的に発信しています。2024年2月8日に更新されたブログ「息子の受験が終わりました。」では、受験当日の様子や心境の変化が詳細に綴られており、多くの読者から共感と応援のコメントが寄せられました。(出典:星玲奈オフィシャルブログ「Reina’s Diary」2024年2月8日付記事)
星玲奈さんは「同じように今年中学受験を経験されている方も、来年以降受験を控えている方も」を意識して投稿しており、自身の経験が少しでも誰かの参考になればという思いが伝わってきます。