
インスタのストーリーに写真や動画をアップしたいけど、自分や友達の顔をサッと隠したい…



わざわざ新しいアプリをインストールするのは面倒だから、インスタの機能だけでなんとかしたい
このように考えたことはありませんか?
実は、インスタグラムのアプリに標準で備わっている機能だけでも、顔を隠したり、ぼかしたように見せたりする方法がいくつかあります。
完璧な「ぼかし」とまではいかなくても、手軽にプライバシーに配慮した投稿ができるのは嬉しいですよね。
この記事では、「【2025年最新】インスタストーリー顔ぼかし完全ガイド!」でも紹介した「インスタ公式機能」を使った顔ぼかし・顔隠しの方法を、具体的な手順やコツを交えながら、画像付きで分かりやすく徹底解説します!
インスタ公式機能で顔をぼかす(隠す)主な3つの方法
インスタの公式機能を使って顔を隠す方法は、主に以下の3つです。それぞれの特徴を理解して、状況に合わせて使い分けることができます。
方法 | 難易度 | 仕上がり | 動画対応 | おすすめシーン |
---|---|---|---|---|
スタンプ・GIFスタンプ | おしゃれ | 手軽に隠したい時 | ||
ペンツール(マーカー) | 確実 | しっかり隠したい時 | ||
顔を変えるエフェクト | 楽しい | ユニークに隠したい時 |
それでは、一つずつ詳しく見ていきます。
方法1 – GIFスタンプや検索スタンプで顔を隠す
最も手軽で、多くの人が利用しているのがスタンプ機能です。直接的な「ぼかし」スタンプは少ないものの、「顔を隠す」という目的では非常に有効です。
- とにかく手軽に顔を隠したい
- おしゃれな雰囲気で顔を隠したい
- 子どものお友達の顔が写ってしまった時
- 友人との食事会ですっぴんだった時
手順 (ステップバイステップ)
ストーリー作成画面を開く
インスタアプリを開き、ホーム画面左上の自分のアイコン(または「+」ボタンから「ストーリーズ」)などをタップして、ストーリー作成画面を開きます。


写真・動画を選択
写真/動画を選択または撮影その場で撮影するか、左下のアルバムアイコンから顔を隠したい写真や動画を選択します。
スタンプのマーク(アイコン)をタップ
スタンプアイコンをタップ画面上部にある、顔の形をした四角いスタンプアイコンをタップします。
検索でスタンプを探す
GIFまたはスタンプ検索窓にキーワード入力スタンプトレーが表示されたら、「GIF」を選択するか、上部の検索窓にキーワードを入力します。


- 「ぼかし」「モザイク」
- 「顔隠し」「目隠し」
- 「サングラス」「マスク」
- 「ハート」「キラキラ」
- 「ねこ」「いぬ」などの動物名
検索のコツ
ひらがな・カタカナ・英語で試すと、より多くのスタンプが見つかります。
スタンプの調整
選んだスタンプを顔の上に配置し、以下の方法で調整します。
- サイズ調整:スタンプの上で2本の指を使って、つまむように近づける(小さくなる)・広げる(大きくなる)
- 位置移動:スタンプを指で押したまま、好きな場所まで動かす
- 回転:スタンプの上で2本指をひねるように動かす


動画の場合の注意点
動画の場合、スタンプは画面上の固定された位置に表示されます。顔が動くとスタンプから外れてしまうため、以下の工夫が必要です。
動画でスタンプを使う時のコツ
- なるべく顔を動かさずに撮影する
- 顔よりも大きめのスタンプを使用する
- 動きの少ないシーンで使用する
- 動画全体を通して顔が隠れるように、スタンプの位置とサイズを調整する
メリット・デメリット
メリット
- 新しいアプリのインストールが不要
- 操作が簡単でスピーディー
- おしゃれで楽しい仕上がり
デメリット
- 完全な匿名性は期待できない
- 動画では顔が動くとスタンプから外れてしまう
- 毎回適切なスタンプを探す手間がかかる
方法2 – ペンツール(マーカーなど)で顔を塗りつぶす/ぼかす
インスタのペンツールを使えば、より直接的に顔を塗りつぶしたり、半透明の色で重ね塗りすることで「ぼかし風」に見せたりすることができます。
- スタンプでは隠しきれない細かい部分を隠したい
- 静止画の顔をしっかり隠したい
- 背景の通行人など、ピンポイントで隠したい時
- 肌色で自然に隠したい時
手順 (ステップバイステップ)
写真を選択後、画面上部にあるペン(波線のようなマーク)をタップします。


画面上部にペンの種類が表示されます。
ペンの種類 | 用途 | 特徴 |
---|---|---|
マーカー | しっかり隠す | 不透明で確実に隠せる |
蛍光ペン | ぼかし風 | 半透明で重ね塗り可能 |
ネオンペン | 装飾 | 光る効果、目立たせたい時 |






- 色選択:画面下部のカラーパレット(色の一覧)から選択
- スポイト機能:左端のスポイトマークを押すと、写真の中の色を抽出(コピー)して、その色でペンが使えます
- サイズ調整:左端のスライダー(調整バー)で太さを調整
隠したい顔の上を指で丁寧になぞって塗りつぶします。
きれいに仕上げるコツ
- 顔の輪郭(顔の周り)は特に丁寧に
- 蛍光ペンで何度も重ね塗りすると、すりガラスのようなぼかし風になります
はみ出した部分は、ペン選択の一番右にある消しゴムツールで形を整えます。


メリット・デメリット
メリット
- 細かい部分も確実に隠せる
- 色や太さを自由に調整可能
- 静止画では確実な効果
デメリット
- 手間と時間がかかる
- 動画には適用困難
- ある程度の器用さが必要
方法3 – ARエフェクトで顔を隠す/変身させる
ARエフェクト(特殊効果)は、スマホの画面に写った顔に、まるで本当にかぶっているかのように動物のお面やサングラスなどを表示する機能です。LINEのビデオ通話で顔が動物になるのと同じような機能で、顔が動いても自動でついてきます。
- 動画で顔を隠したい
- 面白い・おしゃれな演出をしたい
- 子どもが喜ぶような変身をしたい
手順 (ステップバイステップ)
シャッターボタンの横に並んでいるARエフェクトのアイコンをタップします。
または、既存の写真/動画を選択した後に、画面上部のキラキラした星のようなエフェクトアイコンをタップすることでもARエフェクトを追加できます。
エフェクトギャラリーをスワイプまたは検索画面下部に表示されるエフェクトを左右にスワイプして探すか、一番右までスワイプして「エフェクトを検索(虫眼鏡アイコン)」をタップします。




気に入ったエフェクトを見つけたら試してみて、気に入ったものがあったら「
保存」で自分のエフェクト一覧に追加します。エフェクトを適用した状態で撮影するか、既存の写真・動画に適用します。
メリット・デメリット
メリット
- とても手軽で操作が簡単
- 動画でも顔の動きに追従
- エンタメ性が高く楽しい
デメリット
- 精密なぼかし専用エフェクトは少ない
- 好みのデザインが見つからない場合がある
- 顔認識がうまくいかない場合がある
インスタ公式機能で顔ぼかし(顔隠し)する際の共通の注意点
匿名性の限界を理解する
インスタの公式機能による顔隠しは、完璧に「誰だか分からなくする」ことを保証するものではありません。
- 目だけにモザイクをかけても、顔の他の部分で誰だか分かる可能性がある
- 服装や体型、写っている場所からも特定される場合がある
- より確実に個人を特定されにくくしたい場合は、専用アプリの検討も必要
動画加工の制約
- ペンツールでの動画加工は現実的ではない(動く顔を手動で塗り続けるのは困難)
- スタンプは固定位置に表示されるため、顔が動くと外れてしまう
- ARエフェクト(特殊効果)も種類によって顔の動きへの対応に差がある
他人への配慮とマナー
基本的な気遣い
- 友人でも事前に「写真を載せる」旨を伝える
- 背景に写った知らない人もしっかりぼかす
- お子さんの写真は特に慎重に
お子さんの写真での注意点
- 顔は完全に隠すことを推奨
- 制服や学校が特定できる情報は避ける
- 公開範囲を親しい友達のみに設定
加工後の編集について
一度ストーリーに加工を施すと、後から修正や取り消しは困難です。作業は慎重に行い、必要に応じて元データを保存しておくことをおすすめします。
困った時の対処法
アプリの動作が重い・遅い
- アプリを完全に終了して再起動
- スマホの再起動
- 不要なアプリを終了してメモリを確保
スタンプが見つからない
- キーワードをひらがな・カタカナ・英語で試す
- 類義語や関連ワードで検索
- 定期的に新しいスタンプが追加されるので、時間を置いて再検索
操作がうまくいかない
- 画面上部の「←」ボタンで前の状態に戻る
- 明るい場所で作業(特にARエフェクト使用時)
まとめ – 公式機能だけでも工夫次第!
手軽に顔を隠してストーリーを楽しもう
インスタグラムの公式機能だけでも、工夫次第で効果的に顔を隠すことができます。
目的 | おすすめ方法 | 理由 |
---|---|---|
手軽さ重視 | GIFスタンプ | アプリ不要、操作簡単 |
確実性重視 | ペンツール | 静止画で確実に隠せる |
エンタメ性重視 | ARエフェクト | 楽しく、動画対応 |
完璧な「ぼかし」とはいかなくても、これらの機能を適切に使い分けることで、外部アプリを使わずに手軽にプライバシーに配慮したストーリー投稿が可能です。
より高精度なぼかしや、動画での確実な顔追従が必要な場合は、専用の外部アプリの利用も検討することをおすすめします。
大切なのは、自分自身や他人のプライバシーを尊重する意識です。適切なマナーを守って、安全で楽しいインスタライフを送りましょう。

