フィードで上位に表示されるには
コンテンツを投稿した時に、フォロワーさんや他のユーザーのフィード画面で上位に表示されるにはどうすれば良いか。その答えはInstagramの公式が発表してくれています。
今回は、その公式が2023年5月31日リリース出してくれている内容に沿った、正しい情報を読み取っていきたいと思います。
やっておくべき事(結論)
フィードで上位に表示されるために、投稿者としてやっておくべき事、やれる事としては以下のことが挙げれあれます。
※大切なヒントや注意事項もあるので、最後まで見逃さず読んでください。
- 日々、ユーザー間でやり取りを積極的に行う
- 良質な投稿をする
- 長く見てもらえる投稿
- いいねがもらえる投稿
- コメントがもらえる投稿
- シェアをしてもらえる投稿
- 保存してもらえる投稿
- プロフィールページへ行きたくなる投稿
日々、ユーザー間でやり取りを積極的に行う
日々、Instagram内で他のアカウントとリレーションシップを構築しておくことは、関連アカウントのフィード投稿で上位表示されるのにとても有効な方法です。
良質な投稿をする
また、良質なコンテンツを投稿することで、各アクションが多く集まり、関連アカウントのフィード投稿で上位に表示されるようになります。
インスタのランキングについて
Instagramは、インスタの利用者に対して、「何を見せて」「何を見せないか」を、1つのアルゴリズムで管理されているわけではなく、さまざまなアルゴリズムや分類システム、プロセスがあって、各それぞれに独自の目標が設定されています。
アルゴリズムについて
Instagramがリリースされた2010年当初は、写真が時系列で表示されているだけでしたが、徐々に利用者が多くなってきて、投稿されるコンテンツも増えてきたことで、見たい投稿がチェックできなくなってきました。
2016年には、フィード投稿のうち70%以上が見られずに終わっていて、その中には親しい友人の投稿などの半分近くが見逃されていたようです。そのような事を防ぐために、利用者の関心に基づいて投稿をランク付けするフィードが開発されました。
インスタの「フィード」、「[発見]タブ」、「リール」、「検索など」、それぞれの場所では、それぞれの使われ方に適したアルゴリズムが使用されています。
各場所の用途例
場所 | 用途 |
---|---|
ストーリーズ | 親しい友人の投稿を見るため |
[発見]タブ | 新しいコンテンツやクリエイターの発見 |
リール | エンターテイメントを求めて |
各場所の使われ方によって、それに適したアルゴリズムが使用されていて、それぞれランク付けの仕組みは異なっています。
このランク付けで表示される以外に、ユーザーがそれぞれ、[親しい友達]、[お気に入り]、[フォロー中]などを使用してカスタマイズできる機能が備わっています。
フィードのランク付けの仕組み
フィード画面には、ユーザーがフォローしているアカウントのコンテンツの他に、ユーザーが興味を持ちそうなアカウントのおすすめコンテンツや、広告などが表示されます。
2023年5月31日時点では、フォローをしているアカウントのコンテンツと、フォローをしていないけれど興味を持ちそうなアカウントのコンテンツが、バランスよく混ざって表示されるようになっています。
ユーザーが興味を持ちそうなものは、以下のようなことを含む様々な要素に基づいて判断されます。
- 最近やりとりした人
- 最近フォローした人
- 最近いいねしたコンテンツ
- 最近コメントしたコンテンツ
- 最近保存したコンテンツ
次に、Instagramが持っている数千個の情報「シグナル」(投稿内容や投稿者、利用者の好みなど)を全て集めて、表示されるものが決定されています。
重要度が高いシグナル
フィードにおいて、特に重要なシグナルは以下のものとなり、重要度が高い順となります。
- アクティビティ
- 投稿の情報
- 投稿者の情報
- やり取り
①アクティビティ
あなた(ユーザー)が行った以下のアクティビティは、あなた(ユーザー)が興味を持ちそうなものを判断する材料シグナルとなっています。
- いいね
- シェア
- コメント
- 保存
②投稿情報
投稿日時や投稿に付けられた位置情報(つけた場合)などの一般的な情報に、投稿コンテンツの人気度に関するシグナルです。
投稿コンテンツの人気度は、各アクティビティ(いいね、シェア、コメント、保存)がどれだけ早く実行されたか。また何人がその投稿にいいねをしたかなどで測られます。
投稿が最近にされたものであるかの鮮度も重要シグナルとなっていて、古い投稿よりも新しい投稿の方が優先される仕組みとなっています。
③投稿者の情報
直近の数週間で投稿者が他の利用者と何回やり取りしたかなど、その情報によって投稿者に対してあなたがどれくらい興味を抱く可能性があるかを把握するシグナルとなっています。
④やり取り
互いの投稿にコメントをしているかどうかなど、その投稿者の投稿を見るのに、どのくらい興味があるかを把握するためのシグナルとなっています。
他のシグナル例
- 投稿されたフォーマット
- 写真
- カルーセル
- 動画
- 使用している端末
- スマートフォン
- パソコン
- 動画にいいねする頻度
写真を好むユーザーには、写真が多く表示されるようになっていたり、ありとあらゆるものがシグナルとなり表示に影響を与えています。その中でも特に重要なものは上記に挙げたものとなります。
こうしたシグナル情報に基づいて、さまざまな形で投稿にアクションを起こす可能性を推測しているということになります。
このシグナル情報を適切にするために、あなたのアカウント属性と関連度の高い人とリレーションシップを構築しておく必要があります。
アカウント属性とかけ離れたアカウントとばかりリレーションシップを構築してしまっていると、Instagramがあなたのアカウントを思ってるように判断してくれずに、あなたのコンテンツを届けたいターゲット層には届かなくなってしまいます。
例えば、30代の女性にフォローしてもらいたいと思っているのに、日々リレーションシップを構築しているのが50代の男性ばかりだとすると、Instagramは「あなたのアカウントは50代の男性におすすめした方がいい」と判断してしまうかもしれません。その点には十分注意する必要があります。
特に重視されるアクション
2022年9月に行われた【Instagram Master Class】において、フィード投稿のランク付けに重要となる5つのアクションが説明されました。また2023年5月31日に公式よりリリースされたアナウンスにも記載があります。
- 投稿を数秒見る可能性
- いいねする可能性
- コメントする可能性
- シェアする可能性
- 投稿者のプロフィール写真をタップする可能性
投稿されたコンテンツに対して、上記のアクションを起こす可能性が高く、かつ、その重要度が大きいほど、その投稿はフィードでより上位に表示されるということになります。
あまり意識をされていないアクションとして、「投稿を数秒見る」というのがありますが、これは「滞在時間」と表現されることもあるもので、あるコンテンツに対して何秒表示をしていたかで興味の度合いを測っていることになります。
表示順位が下げられるコンテンツ
インスタのフィードにおいて表示順位が下げられる可能性のあるコンテンツについては、「Instagramのフィードとストーリーズでの表示順位が下げられるコンテンツに関するガイドライン」があり、以下のように明記されています。
- ヘイトスピーチ
- いじめや嫌がらせ
- 成人のヌードと性的行為
- 暴力と扇動
- 規制対象製品の売買または取引
https://help.instagram.com/1615012435678060/?helpref=uf_share