7月6日(日本時間)にFacebookやInstagramを提供しているMeta社から、新しいSNSとなるテキスト共有アプリ「Threads(スレッズ)」がスタートしました。
リリース前から、InstagramのTwitterなどと言われていて期待感も非常に高く、サービス開始から4時間でサインアップしたアカウント数が500万人、7時間で1000万人、16時間で3000万人を超えたようです。
Threads(スレッズ)とは?
テキスト共有アプリとしてTwitterと比較される事が多いThreadsですが、サービスを提供するMeta社からは、「Instagramが最も得意とするものをテキストに拡大して、アイデアを表現するための前向きでクリエイティブな空間を創造すること」とあるので、目指すところは大きく異なっていると思われます。
また、Threadsは完全に独立したSNSではなく、アカウント作成にはインスタのアカウントが必要となるので、インスタの追加機能的な位置付けとも言えます。
それでも「Threads」は、デザインや仕様などはTwitterにとっても似ていて、Twitterのリツイートにあたる「再投稿」や、引用ツイートに当たる「引用」投稿も可能となっています。
- Instagramチームが開発した新しいアプリで、テキストで近況を共有したり、他の利用者との会話に参加したりすることができます
- Instagramアカウントを使ってログインすることができ、最大500文字で投稿可能。リンク、写真、最長5分の動画も投稿することができます
- 今後、オープンで相互運用可能なソーシャルネットワークがインターネットの未来を形作ると考えており、Threadsも近いうちに互換性を持つようになる予定です
Instagramは、世界中の何十億もの人々が写真や動画を通じてつながっているプラットフォームです。利用者が自分のアイディアを表現できるポジティブでクリエイティブな場を作るために、Instagramの強みを活かしながら、さらにテキストでの共有を取り入れたのがThreadsです。ThreadsでもInstagramと同じように、興味関心が近い友達やクリエイターをフォローし、つながることができます。もちろん、Instagramでフォローしているアカウントだけでなく、さらに多くの人たちをフォローすることも可能です。また、安心安全に利用するための既存の機能や、利用体験を管理するためのツールなども利用できます。
引用: Meta
ThreadsとTwitterの違い
Threads | ||
---|---|---|
文字数 | 500字まで | 140字まで (有料版は10,000字まで) |
ハッシュタグ機能 | なし | あり |
投稿の固定 | なし | あり |
検索 | ユーザー検索のみ | ワード検索も可能 |
ブックマーク | なし | あり |
画像 | 10枚まで | 4枚まで |
メディアの画質 | 8Kまで可能 (表示は1080p) | 720pまで (有料版は1080pまで) |
動画の長さ | 5分までと記載 | 2分20秒まで (有料版は120分まで) |
画像のダウンロード | iPhoneのみ可能 | 可能 |
DM | なし | あり (相互フォロー以外は有料) |
その他Threads(スレッズ)でできること
- リンク付き投稿
- メンションを追加
2023年7月6日のリリース日時点では、タイムラインは1つで強制的におすすめが表示される仕様となっていますので、フォローしている人だけを見るといったような方法はありません。
Threadsでフォロワーを増やす
まずは現状インスタを使っていた人たちのアカウント作成が始まると思われますので、既存のフォロワーさんからのフォローが主になってくると思われます。
それらが落ち着いてくると、Threadsのアルゴリズムが動き出し、利用者のタイムラインにおすすめとして表示されて、新規フォロワーの獲得に繋がっていくものと思われます。
現在確認できるシグナル
- いいね
- 返信
- 再投稿
- 引用
- Instagramストーリーに投稿
- Instagramフィードに投稿
- Twitterリンク
- 外部シェア
Threadsでも他SNS同様に、おすすめに表示されるためには、これらエンゲージメントをしっかりと獲得していく事が必要となりますので、有益なコンテンツを投稿していくことが近道です。
ただ重要度順など、まだまだ不明なところはありますが、何らかしらのアクションをもらうことでポジティブ判定をもらえるのは間違いないでしょう。