「インスタで#○○を検索しても、欲しい情報が全然出てこない…」
そんな経験はありませんか?
お子さんの習い事情報、近所のママ友のおすすめスポット、地域のイベント情報など、リアルタイムで知りたい投稿が見つからなくて困っている方も多いのではないでしょうか。
実は2023年以降、Instagram側の大きな仕様変更により、ハッシュタグ検索で「最新順」が表示されなくなりました。人気投稿ばかりが上位に来て、普通の人の日常投稿や地域の新鮮な情報が見つけにくくなってしまったんです。
「じゃあ、もうリアルな情報は手に入らないの?」
そんなことはありません。ハッシュタグ検索より新しい良い投稿に出会うことは難しくなりましたが、実は、ちょっとした工夫で今まで通り最新情報を手に入れることができます。この記事では、その具体的な方法を分かりやすくお伝えします。
インスタで最新投稿を見る3つの方法
位置情報(地図検索)で最新投稿を確認する
おすすめ度
最も確実で実用的な方法は、位置情報を使った地図検索です。ハッシュタグ検索と違って「最近」のセクションが残っていて、時系列順で投稿を確認できます。
使い方
- 発見タブ(虫メガネマーク)をタップ
- 検索バー右端の地図アイコンをタップ
- 気になるスポットや地域を検索
- 「最近」セクションで時系列順の投稿を確認



具体的な活用例
- 地域情報の収集:「渋谷」「新宿」など地名で検索
- お店の最新情報:具体的な店名で検索
- イベント会場:コンサート会場やイベントスペースで検索
- 観光スポット:テーマパークや観光地で検索
なぜこの方法が最も効果的?
- Instagram公式機能なので安全で確実
- ハッシュタグ検索で削除された「最新順」表示が位置情報検索では残っている
- 地域密着の情報や一般の方のリアルな投稿を効率的に発見できる
- 子育て、グルメ、イベントなど日常生活に直結する情報が豊富
- 位置情報を設定した投稿のみが対象
- 地域や場所に限定された情報のみ
このように、現在Instagramで最新の投稿を探すには、位置情報(地図検索)が最も確実で実用的な方法です。
ただ実際に使うとなると「もっと詳しいインスタ位置情報(地図検索)の使い方を知りたい」「プライバシー設定が不安」という方もいるかと思います。
以下の記事で、位置情報の基本的な使い方から、安全な設定方法、よくある質問までを徹底的に解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

フィードの表示順を調整する
おすすめ度
Instagram公式アプリでは、フィードの表示順を調整することができます。
手順:
- ホーム画面左上の「Instagram」ロゴをタップ
- 「フォロー中」を選択
- フォローしているアカウントの投稿が時系列順で表示される

良い点
- 公式機能なので安全
- 見逃していた投稿を発見できる
- 最新情報をもれなく確認可能
注意点
- フォローしているアカウントのみ対象
- アルゴリズムの恩恵を受けられない
フィードのタイムラインを整理して、見たい投稿だけを見る方法は以下の記事で詳しく解説しています。

ストーリーズを活用した情報収集
おすすめ度
ストーリーズは時系列順で表示されるため、リアルタイム情報の収集に適しています。
効果的な活用法
- 地域アカウントのストーリーズをこまめにチェック
- ハッシュタグステッカーを使った投稿を探す
- 「親しい友達」機能を使って重要なアカウントを優先表示
- 定期的にストーリーズをチェックする習慣をつける
注意点
- 24時間で消えてしまう
- ストーリーズに投稿する人が限られる
なぜハッシュタグで最新順が見られなくなったの?
段階的に実施された仕様変更
2023年4月にハッシュタグ検索から「最近の投稿」タブが削除され、その後2024年4月には「トップ投稿」と「最近のトップ投稿」のフィルター機能も削除されました。さらに2024年12月13日にはハッシュタグフォロー機能も廃止されました。
現在は以下のような状況です。
- 人気投稿のみ表示:いいね・コメント・保存が多い投稿が優先
- おすすめ順の表示:ユーザーの興味関心に基づいた投稿順序
- ハッシュタグフォロー廃止:スパム対策とアルゴリズム進化のため
- 外部ツールの不安定化:Picukiなど多くの外部サイトが使用不可に
この変更は2022年頃から段階的にテストされていて、最終的に2024年には完全に実装されました。当初は一時的な変更と思われていましたが、現在も継続していることから、Instagram側の方針転換は確定的と判断できます。
多くの方が感じているのは、この変化で「人気の投稿しか見えなくなった」「普通の人の日常投稿が見つからない」ということですよね。
Instagram側が仕様変更を行った理由
Instagram公式の発表によると、この変更には以下の目的があります。
“For a small group, we’re testing more recent and timely content in ‘Top’ and ‘Reels’ tabs in hashtags, and removing the ‘Recent’ tab. We want to see if this helps people connect with more interesting and relevant content on hashtags, while also keeping them across what’s current.”
主な理由

- 迷惑な投稿や不適切なコンテンツの拡散防止
- ユーザーにより関連性の高いコンテンツを提供
- アルゴリズム(投稿を並べる仕組み)による最適化の推進
- ハッシュタグを悪用したスパム投稿の増加への対策
同じように困っている方の声
特に以下のような困りごとをよく耳にします。
リアルタイム情報を知りたい方

地域のイベントや新しいお店の最新情報がすぐに見つからない



子供の習い事やママ友の集まりの情報を追いにくくなった



トレンドの最新動向を把握するのに時間がかかる
一般の方の投稿を見たい方
- 「人気投稿ばかりで、普通の人の日常が見えない」
- 「加工されすぎた写真より、リアルな投稿を見たい」
- 「小さなアカウントの良い投稿が埋もれてしまう」
これらの声から分かるのは、Instagramがより「商業的」なプラットフォームに変化していることです。アルゴリズムは確かにユーザーの興味に合わせた投稿を表示しますが、同時に「生の情報」や「素朴な投稿」を求める方のニーズとのギャップが生じています。
長く使える情報収集のコツ
情報収集したい方向け


- 地図検索を最大活用する
- 日常的に地図検索機能を使う習慣をつける
- 興味のある地域やスポットを定期的にチェック
- 「最近」セクションを積極的に活用
- フィード管理を工夫する
- 「フォロー中」タブと「おすすめ」タブを使い分け
- 定期的にフォローアカウントの整理
- 地域情報を発信するアカウントを厳選してフォロー
- 検索キーワードを工夫する
- 地域名や具体的なキーワードで検索
- 英語の地名も併用して検索範囲を広げる
- 検索履歴を活用して関連スポットを発見
- 他のプラットフォームとの併用
- X(Twitter):リアルタイム性が高い最新情報
- TikTok:若年層のトレンド情報
- Google検索:網羅的な情報収集
投稿している方向け
最新順表示がなくなったことで、小規模アカウントがハッシュタグ経由で発見される機会は確実に減少しています。しかし、Instagram公式は「ハッシュタグの個数によるアルゴリズムへの影響はない」と明言していて、関連性の高いハッシュタグを最大30個まで活用することが推奨されています。以下の対策で露出機会を増やすことは可能です。
- 位置情報を積極的に活用
- いいねやコメントなどの反応率の向上に注力
- ストーリーズの積極的な活用
- フォロワーとの直接的なコミュニケーション強化
まとめ
インスタグラムのハッシュタグ検索から最新順が消えたのは、プラットフォームの方向性の変化を表しています。しかし、適切な対処法を組み合わせることで、これまでと同様に最新情報や一般の方の投稿を楽しむことができます。
最も効果的な対処法
- 位置情報(地図検索)を最大活用 – 最も確実で実用的
- 公式のフィード調整機能を使う
- ストーリーズを活用した情報収集
今後もInstagramの仕様は変化し続けると予想されます。一つの方法に依存せず、複数のアプローチを使い分けることが、長期的に安定した情報収集につながるでしょう。
このような変化があっても、あなたが求める情報にたどり着く方法は必ずあります。ぜひ今回ご紹介した方法を試してみて、自分に合った情報収集スタイルを見つけてくださいね。