「セザンヌのチークが廃盤って本当?」。答えは半分だけ本当です。セザンヌの「ナチュラル チークN」はかつて17色ありましたが、今の現行色は4色だけになりました。
人気だった14番 ラベンダーピンクを含む多くの色が廃盤になり、ドラッグストアの棚から姿を消しました。
今も買えるセザンヌのチークは3シリーズ
「セザンヌのチークが全部なくなった」わけではありません。4色に減ったのは「ナチュラル チークN」1シリーズの話で、公式サイトのラインナップにはチークが今も3シリーズ並んでいます。廃盤になったのは、そのうち「ナチュラル チークN」の一部の色です。
| シリーズ | 定価 | 色数 |
|---|---|---|
| ナチュラル チークN | ¥396 | 4色 |
| チークブラッシュ | ¥550 | 6色 |
| ブレンドカラーチーク | ¥781 | 4色 |
それぞれの現行色は次のとおりです。
- ナチュラル チークN:01 ピーチピンク/05 ベージュオレンジ(2026年7月に販売縮小=一部店舗のみで継続)/10 オレンジピンク/18 ローズベージュ
- チークブラッシュ:01 フォギーローズ/02 シナモンブラウン/03 ミルクモーヴ/04 ピュアピンク/05 メープルアプリコット/06 フラワーコーラル
- ブレンドカラーチーク:01 コーラルシンフォニー/02 ムードピンク/03 サクラミルフィーユ/H1 ペールハイライト(ツヤ出し用)
「ナチュラル チークN」は¥396という価格ながら、@cosmeで★4.8・クチコミ13,783件を集めてきたシリーズです(@cosme商品ページ・2026年7月時点)。
長く定番だったナチュラル チークNに、あとから高発色の「チークブラッシュ」と、混ぜてグラデーションを作る「ブレンドカラーチーク」が加わりました。全体で見ると、色の入れ替えが進んだ形です。
「17色→4色」廃盤になった色の一覧
色数が大きく減ったのは「ナチュラル チークN」です。かつては17色ありましたが、公式ラインナップに残るのは4色。差し引き13色が姿を消しました。
かつての17色が今どうなっているかの一覧です。番号は連番ではありません(@cosmeに色番が残っているのは、この17色です)。サイトによって色名の書き方が違う色があるため、複数のサイトで一致した色名だけを載せ、確認できないものは番号だけにしました。
| 番号 | 色名 | 今 |
|---|---|---|
| 01 | ピーチピンク | 現行 |
| 04 | ゴールドオレンジ | 廃盤 |
| 05 | ベージュオレンジ | 現行 |
| 09 | ナチュラルピンク | 廃盤 |
| 10 | オレンジピンク | 現行 |
| 11 | (色名不明) | 廃盤 |
| 12 | コーラルピンク | 廃盤 |
| 13 | ローズピンク | 廃盤 |
| 14 | ラベンダーピンク | 廃盤 |
| 15 | (色名不明) | 廃盤 |
| 16 | カシスローズ | 廃盤 |
| 17 | ウォームブラウン | 廃盤 |
| 18 | ローズベージュ | 現行 |
| 19 | (色名不明) | 廃盤 |
| 20 | (色名不明) | 廃盤 |
| 101 | ホットピンク | 廃盤 |
| 102 | ソフトコーラル | 廃盤 |
このうち04・12・13・14・17・19・20は、公式の廃番お知らせに名前が載っています(2023年1月・2023年8月)。09・11・15・16・101・102は告知が始まる前に姿を消した色や限定色で、現在の公式ラインナップにはありません。
とくに惜しまれているのが、青みのある14番 ラベンダーピンクと、陰影づけにも使えた17番 ウォームブラウンです。
公式が14番の廃番を告知したのは2023年8月17日。その後、@cosmeのQ&Aには「似ている色を教えてほしい」という相談が出ています(編集部による要約)。棚から消えて3年が経ちました。
なぜ廃盤になったの?公式は理由を告知していた
「なぜ廃盤なのか分からない」と言われがちですが、セザンヌは公式サイトで廃番を毎回お知らせしています。「最新情報・トピックス」に、春と秋の年2回、告知が出ています。廃番の理由も、そこに書かれています。
2023年秋新商品発売にともない、販売終了またはお取り扱い店舗が少なくなるアイテムがございます。
セザンヌ化粧品「2023年秋 廃番アイテム、販売店縮小のお知らせ」(2023年8月17日)
つまり新商品の発売にともなうラインナップの入れ替えが理由です。「人気がなかったから」ではありません。
そして14番は、いきなり消えたわけでもありません。公式の告知を並べると、段階を踏んでいたことが分かります。
- 2023年1月5日:12 が「廃番」、13・14・20 が「販売店縮小」に。縮小は取り扱う店舗が減り、一部店舗のみでの販売になること。
- 2023年8月17日:04・13・14・17・19・20 が「廃番」に。ここで14番の販売が終了しました。
「去年まで買えたのに」という感覚と、「もう2年以上前に終わっていた」という事実のあいだにズレがあるのは、この縮小 → 廃番の二段階があったからです。
消えたのは「ナチュラル チークN」だけじゃない
廃盤になったのは、ナチュラル チークNの色だけではありません。公式の廃番お知らせをさかのぼると、チークのシリーズごと終わっているものがあります。すべて公式が「廃番」と告知したアイテムです。
| 廃番になったアイテム | 告知 |
|---|---|
| チークスティック 01・02・03 | 2023.01 |
| ミックスカラーチークN 01・02 | 2023.08 |
| パールグロウチーク P1 | 2024.01 |
| パールグロウチーク P2・P3 | 2025.06 |
| ミックスカラーチークN 20 | 2025.06 |
| ミックスカラーチークN 10 | 2026.02 |
パールグロウチークもミックスカラーチークも、公式ラインナップから姿を消しました。パールグロウのツヤが好きだったなら、現行のブレンドカラーチーク(¥781)にツヤ出し用の「H1 ペールハイライト」があります。
廃盤色の代わりに今買えるチーク
廃盤色そのものはもう手に入りませんが、色の方向が近いチークは今も買えます。セザンヌの現行色に代わりが無いのは14番の青みラベンダーだけで、ここは他ブランドに出る必要があります。オレンジ・ローズ・ブラウン系は、同じセザンヌの現行色で足ります。
青みラベンダー系
廃盤
14 ラベンダーピンク
現行に代わりなし
キャンメイク B03
ロムアンド C02
クリニーク
パンジーポップ
ローズ・カシス系
廃盤
13 ローズピンク
16 カシスローズ
セザンヌで寄せる
18 ローズベージュ
チークブラッシュ01
オレンジ・ゴールド系
廃盤
04 ゴールドオレンジ
12 コーラルピンク
セザンヌで寄せる
10 オレンジピンク
05 ベージュオレンジ
(05は販売縮小)
ブラウン・陰影系
廃盤
17 ウォームブラウン
セザンヌで寄せる
チークブラッシュ02
シナモンブラウン
※色はイメージです
14番 ラベンダーピンクの代わり(青みラベンダー系)
いちばん惜しまれている14番 ラベンダーピンク。青みのある淡いラベンダーで、肌の透明感を引き立てる色でした。セザンヌの現行4色はピーチ・オレンジ・ローズの系統で、青みラベンダーは1色も残っていません。
そこで他ブランドで寄せます。「14番の代わり」としてよく名前が挙がるのがキャンメイク グロウフルールチークス(ブレンドタイプ)B03 ラベンダードリームです(@cosme・LIPSのクチコミより)。
白みのある淡いパープルとピンクが混ざり、14番の雰囲気に近づきます(@cosme・LIPSのクチコミより/編集部による要約)。定価¥880と手に取りやすいのも魅力です。
もう少し発色が欲しいならロムアンド(rom&nd)ベターザンチーク C02 ブルーベリーチップ。くすみの効いた青みピンクで、大人の肌になじみやすい一本です。定価¥1,320。
なお、この色はまとめ記事で「03 ブルーベリーチップ」と書かれていることがあります。これは旧番号です。今の正規取扱店で売られているのはC02なので、探すときは「C02」で見てください。
デパコスで探すならクリニーク チーク ポップ 15 パンジー ポップが青み系の定番。ふんわりしたツヤと軽いつけ心地で、14番の代わりになりやすい一色です(定価¥4,400)。
パンジー ポップを国産プチプラで寄せる話は、クリニーク チークポップに似てるプチプラチークまとめで色別に整理しています。
くすみニュアンスが好きならBBIA(ピアー)レディトゥーウェア ダウニーチークという手もあります。肌の上でぼかせるクリームタイプで、青みくすみ系のニュアンスを作りやすい韓国コスメです(定価¥990)。色数の多いシリーズなので、青み寄りの色を選んでください。
17番 ウォームブラウン・オレンジ系の代わり
陰影づけにも使えた17番 ウォームブラウンに方向が近いのは、セザンヌ現行のチークブラッシュ 02 シナモンブラウンです。ブラウンみのあるニュアンスで、落ち着いた血色感を作れます。
廃盤の04 ゴールドオレンジや12 コーラルピンクのあたりは、現行の10 オレンジピンクで寄せられます。¥396のまま買えるので、まずは同じブランドで試すのが安上がりです。
同系統の05 ベージュオレンジも現行色ですが、こちらは2026年7月2日に「販売縮小」が告知されました。廃番ではなく、公式によれば「引き続き一部店舗で販売を継続」とのことです。
ただ、2023年の13番・14番は販売縮小の約7か月後に廃番になりました(1月5日に販売縮小 → 8月17日に廃番)。気に入っているなら、早めに確保しておくと安心です。
ローズ・カシス系の代わり
廃盤の13 ローズピンクや16 カシスローズのような、少し青みを含んだローズ系。現行の18 ローズベージュと、やわらかいくすみローズのチークブラッシュ 01 フォギーローズが受け皿になります。
どちらも青みそのものは強くありませんが、くすんだローズという点では近い方向です。
もっと発色よくローズを効かせたいなら、アディクション ザ ブラッシュに似てるプチプラチークの記事も参考にしてみてください。近い系統の色選びをまとめています。
フリマで廃盤色を探すときの注意
「どうしても14番が欲しい」とフリマやオークションを探す人も多いですが、そこで買うのはおすすめしません。理由は3つあります。
- 製造から時間が経ち、開封済み・使用済みの個人出品が多い。
- 希少になっているぶん、定価¥396をはるかに超える価格がつくことがある。
- 色や状態が写真どおりとは限らず、返品もしにくい。
「廃盤・入手難のコスメをどう代替するか」というテーマは、ローラ メルシエ チャイに似てるプチプラチークの記事でも扱っています。考え方は共通で、色の方向が近い現行品で寄せるのがいちばん確実です。
タイプ別・結局どれを選べばいい?
- とにかく安く14番の雰囲気を:キャンメイク B03 ラベンダードリーム(¥880)。青みラベンダーの近さと価格のバランスが良い。
- くすみ発色で大人っぽく:ロムアンド ベターザンチーク C02(¥1,320)。青みピンクをしっかり効かせたい人に。
- くすませてぼかしたい:BBIA レディトゥーウェア ダウニーチーク(¥990)。クリームタイプで濃さを調整できる。
- ツヤと質感まで欲しい・ご褒美に:クリニーク パンジー ポップ(¥4,400)。
- オレンジ・ローズ・ブラウン系の乗り換え:まずはセザンヌ現行(¥396〜)で寄せるのが確実。
まとめ
セザンヌのチークは「全廃」ではなく、ナチュラル チークNが17色から4色へ絞られたのが「廃盤」と話題になった正体でした。人気の14番 ラベンダーピンクを含む多くの色は、もう手に入りません。
ただ、色の方向が近いチークなら今も選べます。青みラベンダーはキャンメイク B03・ロムアンド C02・クリニーク パンジー ポップで、オレンジ・ローズ・ブラウン系はセザンヌの現行色で寄せられます。まずは手に取りやすい一本から試してみてください。
他ブランドの廃盤チークなら、コフレドール スマイルアップチークスの廃盤→今買える代替とライン消滅したヴィセ フォギーオン チークスの色番別の代わりも整理しています。同じセザンヌのリップで廃盤色を惜しんでいるなら、セザンヌ ラスティンググロスリップの廃盤色と今買える近い色もどうぞ。

※セザンヌ公式の「廃番アイテム・販売縮小のお知らせ」8本と、現行のチーク3シリーズの商品ページを読み、@cosme・LIPSなどの公開情報と合わせて整理しました(2026年7月2日告知分まで確認。2026年8月時点でこれより新しい告知はありません)。特定の商品を使用した体験レビューではありません。「似ている」は色の方向についての見解で、見え方には個人差があります。価格は定価(税込)で、販売価格は変動するため各リンク先をご確認ください。





