ロムアンドのティントで唇が荒れる?ラインで違う「乾く声」と替え先5本

くすみピンクの石の台に横たわる無地のリップバーム1本のマクロ写真。ロムアンドのティントで唇が荒れるときの替え先を考えるイメージ

ロムアンドのティントを塗った日の夕方、鏡を見たら唇の皮がめくれていた。落とすときにヒリッとした。色は気に入っているのに、だんだん手が伸びなくなる。

先に結論をお伝えすると、荒れるという声は珍しくありません。ただし「ロムアンドは荒れる」と一括りにできる状態ではなく、声はラインごとに割れています

@cosmeやLIPSのクチコミを追っていくと、「乾く」「縦じわが目立つ」という声が集まるのはマット系。逆にバーム・オイル系には「乾燥が気になるときに助かった」という声が並びます。

ここでは、どのラインで声が割れているのかを整理したうえで、荒れ方を2つに分け、今買える替え先を5本挙げます。ブランドごと離れる前に、質感だけを替えるという手が残っています。

目次

「ロムアンドで荒れる」は、ライン全部の話ではない

まず押さえておきたいのは、rom&nd(ロムアンド)のリップがひとつの処方ではないことです。マットに仕上げるもの、ツヤを出すもの、バームやオイルに近いものが、同じブランド名の中に並んでいます。

そして、乾燥・皮むけの声が集中するのはマット系です。ゼロベルベットティントはLIPSに4,800件を超えるクチコミが集まる人気商品ですが、そのなかに「時間がたつと乾いて縦じわが目立つ」という声が繰り返し出てきます(編集部による要約・2026年7月時点)。

理由は処方の性質からある程度説明がつきます。マットな見た目にするほど油分やツヤ成分の出番は減り、粉っぽい質感が前に出ます。もともと唇が乾きやすい場合、その差が「むける」として表れやすくなります(あくまで一般的な傾向で、断定ではありません)。

一方でバーム・オイル系は逆の評価です。グラスティングメルティングバームは@cosmeに約2,500件のクチコミがあり、@cosmeベストコスメアワード2024の価格別賞ロープライス部門リップで第1位、ベストリップスティックでも第3位に入っています。

同じブランドの中でこれだけ評価の向きが違う。だからこそ、下の図で「自分が使っているのはどのあたりか」を確かめるところから始めるのが近道です。

ここで言いたいのはひとつです。ロムアンドの色が好きなら、ブランドを離れる前に「質感を右へ寄せる」余地があるということ。しかも、ロムアンドのリップはどのラインもおおむね¥1,210〜1,485で、質感を替えても出費はほとんど変わりません。

その前に:荒れ方は2つに分けて考える

替え先を選ぶ前に、ひとつだけ確かめてほしいことがあります。ひとくちに「荒れる」といっても、中身は2種類あり、取るべき行動が正反対だからです。医学的な分類ではなく、判断を早くするための編集部の整理です。

  • (1) 時間がたつと乾いて、皮がむける:塗った直後は平気で、夕方や落としたあとにめくれる。乾燥が先に来ているタイプです。ここは質感を替える余地があるところで、この記事の替え先が効きます。
  • (2) ヒリつく・赤くなる・腫れる・ブツブツが出る:塗ってすぐ、あるいは使ううちに刺激を感じる。これは質感を替えて解決する話ではありません。いったん使用をやめて、様子を見るのが先です。

(2)は、うるおい寄りと言われるラインでも起きることがあります。@cosmeのQ&Aには、デュイフルウォーターティントを10回ほど使ったあとに唇が赤く腫れ、小さなブツブツが出たという相談が投稿され、17件の回答がついています(2026年7月時点)。

最初は問題なく使えていた、という書かれ方をしているのもこの相談の特徴です(編集部による要約)。使い始めて何回か経ってから出ることもある、と知っておくだけで判断が早くなります。

  • 新しいリップは、まず少量から。腕の内側などでのパッチテストも一案です。
  • 落とすときは擦らない。リムーバーやワセリンをなじませて、そっと押さえるように。
  • 腫れ・痛み・ブツブツが続くときは自己判断で使い続けず、皮膚科に相談を。

以下は、(1)の「乾いてむける」に当てはまる場合の替え先です。

ロムアンドを続けるなら:質感を替える3本

色が好きで離れたくないなら、まずは同じブランドの中で図の右側へ寄せます。前の2本は公式が保湿の設計を掲げ、3本目はツヤ設計のオイルです。

グラスティングメルティングバーム|まず替えるならここ

マット系で乾きを感じているなら、最初の候補がこれです。植物性の保湿オイルを配合したバームと公式が説明しており、ロムアンドのリップの中では最も油分寄りのグループにあたります。

実績も十分です。@cosmeベストコスメアワード2024で価格別賞ロープライス部門リップ第1位、ベストリップスティック第3位。@cosmeには約2,500件のクチコミが集まっています(2026年7月時点)。

クチコミでは「むっちりして乾燥が気になる日に助かる」「密着するのにつっぱらない」という声が目立ちます(編集部による要約)。ヌーディー・ミュート系が中心の色展開で、大人の普段づかいにも合わせやすい並びです。

  • 正直な短所:色の主張はティントより穏やかで、色持ちも落ちにくい系にはかないません。はっきり発色させたい日には物足りなく感じることがあります。

定価:¥1,320(税込・3.5g)

ザ ジューシーラスティングティント|ティントの色持ちは手放したくないとき

「染まる感じは残したい」なら、マット系からツヤ系のティントへ移るのが現実的です。ロムアンドの看板だったジューシーラスティングティントは、2025年2月に「ザ ジューシーラスティングティント」へリニューアルしました(公式リリース)。

公式は10種類のヒアルロン酸を配合と表示し、うるおいを与えて乾燥から守る設計だと説明しています。シリーズ累計2,000万本を突破したという発表もあり、長く売れてきたラインです。

@cosmeでの評価は約900件で4.8点(2026年7月時点)。発売時は全20色で、旧品の人気色も引き継がれています(その後も色数は増えています)。

  • 正直な短所:ティント処方であることは変わりません。染料そのものが合わないと感じているなら、ここでも同じことが起きる可能性があります。その場合は下の「ティントから離れる」2本へ。

定価:¥1,320(税込・3.5g)

ジューシーフラッシュリップオイル|色よりツヤを優先する日に

2026年4月7日に発売されたリップオイルで、公式は「フラッシュを当てたような光沢」とツヤの強さを打ち出しています。光を集めるツヤで、縦じわが目立ちにくく見えるのが持ち味です。

@cosmeには約590件のクチコミが集まっています(2026年7月時点)。単体で使うほか、乾きが気になる日に手持ちのティントの上へ重ねる使い方もできます。

  • 正直な短所:3本の中では一番高い(¥1,485)。オイルなので色持ちは短く、こまめな塗り直しが前提です。ツヤが苦手な日には向きません。

定価:¥1,485(税込)/全8色

ティントそのものから離れるなら:油分主体の2本

ロムアンドの中で質感を替えても乾きが変わらないなら、原因は質感よりティント(染料が角質に残るタイプ)そのものにあるのかもしれません。そのときは、油分で色をのせる方式に切り替えます。

キャンメイク ステイオンバームルージュ|ティントを一度やめてみる1本

リップバームの発想から生まれた、軽い色づきのスティック。¥638で試せるので、「ティントを離れたらどうなるか」を確かめる最初の1本に向きます。

@cosme・LIPSともにクチコミが非常に多い定番で、「口紅で荒れやすいけれど使えている」という声が見られます。一方で「連日使うとむけた」という声もあり、ここも個人差が出ます(編集部による要約)。

  • 正直な短所:色づき・色持ちは軽めで、ロムアンドの発色に慣れているとかなり薄く感じます。通常タイプとティントタイプがあるので、選ぶときは表記の確認を。

定価:¥638(税込)

オペラ リップティント N|色持ちを油分で支えるタイプ

色持ちは諦めたくないけれど乾きは避けたい。その中間にあるのがオイルティントです。オペラは美容オイル(植物性スクワラン)配合・無香料・パラベン不使用と表示されています。

@cosme STOREベストヒット賞(2020)を受賞した定番で、「ツヤが続いて乾きにくい」という声が多く見られます(編集部による要約)。

  • 正直な短所:これもティント処方です。染料が合わない場合はここでも荒れることがあります。5本の中では一番高い¥1,760という点も含めて、順番としては後ろでかまいません。

定価:¥1,760(税込)/全10色

5本を横並びで比較

荒れにくさと発色は、多くの場合トレードオフになります。どこまで色を譲れるかで決めてください。

商品質感タイプ色づき定価
rom&nd
メルティングバーム
バームほんのり〜中¥1,320
rom&nd
ザ ジューシー
ツヤティントしっかり
(染まる)
¥1,320
rom&nd
リップオイル
リップオイル
(ツヤ重視)
¥1,485
キャンメイク
バームルージュ
バーム発想の口紅軽め¥638
オペラ
リップティント N
オイルティントしっかり
(染まる)
¥1,760
※定価(税込)。質感タイプと色づきの目安は、公式の表示とクチコミの傾向をもとにした編集部の見立てです。最終更新:2026年7月

正直なところ:質感を替えても荒れる人は荒れる

誠実にお伝えすると、「これに替えれば絶対に荒れない」という商品はありません。うるおい感の声が多い商品でも、体質やその日の唇の状態によっては合わないことがあります。

実際、この記事で挙げたバーム・オイル系にも「私はむけた」という声はありますし、逆にマット系のゼロベルベットでまったく平気という人も大勢います。処方の良し悪しではなく、相性の話です。

それでも順番はつけられます。乾燥が先に来ているなら油分の多い側へ寄せる。ヒリつき・腫れが出ているなら、替え先を探す前にいったん止めて様子を見る。この2つを取り違えないことが、いちばんの近道です。

特定の商品で困っているなら、リップモンスターで荒れる人の替え先まとめでも同じ考え方を、成分表示の読み方から整理しています。ブランドを問わず「荒れにくいものから選び直したい」ときは、唇が荒れるときのリップの選び方(タイプ別)で処方タイプごとに整理しています。

買うときに気をつけたいこと

ロムアンドは人気ブランドゆえに、並行輸入や出所のはっきりしない出品も混ざります。楽天にはrom&ndの公式ショップがあるので、迷ったらそこを含めた正規の取扱店から選ぶのが安心です。

荒れが気になっているときほど、中身が確かなものを選びたいところ。見分け方はロムアンドの偽物の見分け方にまとめています。

今回の5本はいずれも¥638〜1,760。楽天ならお買い物マラソンや「5と0のつく日」にまとめると、2〜3本を試したいときにポイントを乗せやすくなります。

質感を替えるついでに色も見直すなら、ロムアンドは40代が使うと浮く?大人の唇に映える人気色でライン別・色番別にまとめています。同じラインでも色の選び方で印象がかなり変わります。

よくある質問

ロムアンドのティントで唇が荒れるのは私だけ?

いいえ。@cosmeのQ&AやLIPSのレビューにも、乾く・皮むけする・ヒリついたという声が一定数あります。とくに「乾く」という声はマット系のラインに集まりやすい傾向があります。人気商品でも、合う・合わないは個人差が大きいものです。

ロムアンドの中では、どのラインが乾きにくいと言われている?

クチコミの傾向では、バーム・オイル系(グラスティングメルティングバーム、ジューシーフラッシュリップオイル)にうるおい感の声が多めです。ツヤ系のティント(ザ ジューシーラスティングティントなど)はその中間で、評価が割れます。あくまで傾向なので、少量から試すのが安心です。

ティントの前にリップクリームを塗ってもいい?

下地として保湿の一枚を挟むのは一般的な使い方です。少し置いてなじませてから色を重ねると、乾燥によるめくれを感じにくくなります。ただしティントは色が定着しにくくなることがあるので、量は薄めに。

ロムアンドの透明グロスがスースーするのはなぜ?

グラスティングウォーターグロスは、塗ると清涼感を感じるという声が見られるタイプです。刺激に敏感な場合はその感覚が不快に感じられることもあります。ひんやり感が苦手なら、清涼感の話が出てこないバームやオイルのラインを選ぶほうが無難です。

唇が赤く腫れた・ブツブツが出たときは?

いったん色つきリップの使用をやめ、うるおい系のリップで保護しながら様子を見てください。@cosmeのQ&Aにも、何回か使ったあとで腫れやブツブツが出たという相談が寄せられています。症状が続く場合は自己判断で使い続けず、皮膚科に相談してください。

まとめ

ロムアンドで唇が荒れるという声は珍しくありませんが、ブランド全体の話ではありません。乾く・むけるの声はマット系に集まり、バーム・オイル系では逆の評価が並びます。

だから最初の一手は、ブランドを離れることではなく質感を油分の多い側へ寄せること。ロムアンドはどの質感でも価格帯がほぼ同じなので、替えるハードルは高くありません。

それでも変わらないなら、ティントそのものを一度離れて、バーム発想の口紅やオイルティントへ。ヒリつき・腫れが出ている場合だけは、替え先を探すより先に止めて、続くようなら皮膚科へ。

なお、替えたい色がもう見当たらないときは廃盤の可能性もあります。名前が変わっただけの色と本当に消えた色、今買える近い色はロムアンド廃盤の色まとめで整理しました。

※本記事は編集部が@cosme・LIPS・各ブランド公式などの公開情報とクチコミを集めて整理したものです。特定の商品を使用した体験レビューではありません。効果・効能を保証するものではなく、肌・唇に合うかどうかには個人差があります。荒れ・痛みが続く場合は皮膚科にご相談ください。クチコミ件数・評価は2026年7月時点のもので、価格は定価(税込)です。変動する販売価格は各リンク先をご確認ください。最終更新:2026年7月

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この記事を書いた人

なほのアバター なほ 大人のためのコスメ比較エディター

色選びで何度も失敗してきた経験から、大人の女性のためのコスメ比較メディアをつくっています。@cosme・楽天・SNSの実際の口コミを集めて整理し、「この色に似てるのは?」「結局どれを買えばいい?」に答えます。集めて整理したものと、自分で試したものは、必ず分けて書きます。“ここはイマイチ”も正直に。編集者プロフィールはこちら

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