「イエベ秋におすすめ」として名前が挙がるリップモンスターは、7色も8色もあります。それなのに、実際に塗ってみると似合わなかった、という声が続きます。
[04 パンプキンワイン]は彩度が高くて浮いた、陽炎みたいな色は薄くてぼやけてパッとしなかった、[11 5:00AM]は夫から血色が悪いと言われた。どれも、実際に塗った人が投稿している声です(編集部による要約)。
同じ「イエベ秋向け」でも、色そのものは揃っていません。KATE(ケイト)公式の色見本から色を読み取って一枚に並べてみると、明るさも鮮やかさもばらばらで、離れた場所にありました。
最初に決めるのは明るい色にするか、深い色にするかのひとつだけ。明るいほうを選んだ人は、そこで1本に決まります。深いほうを選んだ人だけ、もうひとつ決めることがあります。
「イエベ秋向け」は、ひとかたまりの色ではない
KATE公式が出している色見本の画像から、リップモンスターの色を1色ずつ読み取りました。どの色も同じやり方で取っているので、色どうしを並べて見られます。
縦が色の明るさ、横が鮮やかさです。イエベ秋におすすめとして挙がる色を置くと、こう分かれます。
イエベ秋におすすめとして挙がる色を、明るさと鮮やかさで並べる
- 03 陽炎
- 15 綿雲33000ft
- 16 100億haの砂海
- M05 泥霧
- M07 焦がしパンの運命
- 11 5:00AM
- M06 掘りたて紅土
- 04 パンプキンワイン
- M04 ゴーストムーン 0:00AM
- 05 ダークフィグ
- M01 深紅の闇
- 10 地底探索
- 09 水晶玉のマダム
※色はイメージです。KATE公式サイトの色見本画像から編集部が色を読み取り、同じ条件で並べたものです。実物の見え方は照明や唇の地色で変わります。
まず目につくのは、右上が空いていることです。ここに並べた13色に、明るくて鮮やかなものは1つもありませんでした。鮮やかな色はどれも深い側にあります。
右下、いちばん鮮やかな側に入っているのが[04 パンプキンワイン][M04 ゴーストムーン][10 地底探索][09 水晶玉のマダム]の4色。このうち[04]には、彩度が高い気がして浮く、という投稿が複数あります(編集部による要約)。
そして図を見ると、[09 水晶玉のマダム]は[04]よりさらに鮮やかな側にいます。同じ理由で浮きやすい場所にいる、とは言えそうです。
イエベ秋におすすめだから外れないはず、とはならない理由がここにあります。
反対に左上、いちばん明るいところにいるのが[03 陽炎]と[15 綿雲33000ft]。薄くてぼやけてパッとしなかった、という投稿が出るのはこちら側です(編集部による要約)。
左下の[05 ダークフィグ]は深くてくすんだ側です。深くてくすんだ色はブルベ向けとして紹介されることも多いので、ダークフィグが似合うけれどこれはブルベ向きなのかイエベ向きなのか、と迷う人がいるのも無理はありません(編集部による要約)。
明るいほうか、深いほうか。まずそこだけ
色の名前で選ぼうとすると迷います。図の上のどこにいるかで見ていきます。
- 明るいほうか、深いほうかを決める
唇になじませたいなら明るいほう、輪郭まできちんと出したいなら深いほう。 - 深いほうを選んだ人だけ、鮮やかにするかくすませるかを決める
前に浮いた記憶があるならくすんだほう、血色が沈んだ記憶があるなら鮮やかなほう。
明るいほうを選んだ人に、2つ目の質問はありません。図の右上が空いているからです。行き先は3つ。どれに進んでも1本に決まります(深くて鮮やかなほうだけ、その色が手に入らないときの代わりが1本あります)。
明るいほうなら|[16 100億haの砂海]の1本
日中の顔色を持ち上げたい、けれど口紅だけ主張させたくない。そういう日に向く側です。
[16 100億haの砂海](サンドベージュ)
明るい側には6色ありますが、選べるのは実質1本です。
いちばん明るい[03 陽炎]と[15 綿雲33000ft]は、紹介しているメディアによって扱いが分かれる色です。MAQUIAはイエベ秋の人が選んだ色として挙げていますが、楽天RAXYはどちらもイエベ春のおすすめに入れています(編集部による要約)。
この記事では、挙げているメディアがある以上は図に入れたうえで、迷うなら先に外す側に置いています。
[11 5:00AM]は血色が沈んだという投稿が出ている色。[M05 泥霧]はこの中でいちばんくすんでいて、同じ方向へ寄りすぎます。[M07 焦がしパンの運命]は明るい側でいちばん深いところにいて、深いほうとの境目に寄ります。
残る[16 100億haの砂海]は、ぼやけない程度に鮮やかで、沈まない程度に明るいところにいます。公式の説明は「広大な砂の海のように軽やかなサンドベージュ」。読み取った色では、明るい側の中でも鮮やかさが高いほうに入ります。
通常色なので店頭にも並び、通販でも普通に買えます。定価は1,540円(税込)。※定価・在庫の状況はいずれも2026年8月時点のものです。
[04 パンプキンワイン]が浮いた、と感じた人が、鮮やかさを落として明るい側へ移りたい、という時の行き先でもあります。
- 明るい色は、唇の地色が濃い人だと負けて見えることがあります。地色ごと変えたいなら、下の深いほうがはっきり出ます。
- もっと明るくしたくて[03 陽炎]へ行くと、薄くてぼやけてパッとしなかった、という投稿と同じことになりやすいところです(編集部による要約)。
深いほうなら|鮮やかにするか、くすませるか
人と会う日、写真を撮る日に、口もとの色をきちんと残したいときの側です。深い色は鮮やかなものとくすんだものに分かれていて、ここだけもうひとつ決めることがあります。
鮮やかなほうなら|[04 パンプキンワイン](テラコッタブラウン)
深くて鮮やかな側でいちばん名前が挙がるのがこの色です。公式の説明は「煮詰めたカボチャとワインの深みを感じるテラコッタブラウン」。
同じ側にある[09 水晶玉のマダム]は鮮やかさが飛び抜けていて、赤が強く出て主張が立ちます。[10 地底探索]は[04]よりさらに深い。この4色の中では、[04]がいちばん明るいところにいます。
定価は1,540円(税込)。ただしWEB限定色で店頭には並ばず、通販でもほとんど出回っていません(2026年8月時点)。買えるときに買っておく色です。
[04]が手に入らないとき|[M04 ゴーストムーン 0:00AM](スフレマット)
読み取った色では、明るさも鮮やかさも[04]とほとんど変わりません。図でも隣り合っています。公式の説明は「闇夜に浮かぶ月のように怪しげなダークオレンジブラウン」。こちらは通年で買えます。
違うのは質感です。ツヤを抑えたスフレマットなので、色は同じところでも仕上がりは[04]より落ち着きます。定価は1,650円(税込)。
くすんだほうなら|[05 ダークフィグ](ブラウンレッド)
公式の説明は「熟れたイチジクのような奥行きのある、ブラウンレッド」。深くて、鮮やかさを抑えた側にいます。すぐ隣の[M06 掘りたて紅土]とは、色ではほとんど差がありません。
イエベ秋の人へ宛てた回答でいちばん支持を集めていたものも、くすんだ色が得意な人にはこの[05 ダークフィグ]を挙げていました。あわせて、[11 5:00AM]より青みがあって色も暗い、と書いています(編集部による要約)。
暗い色はブルベ向けばかりに見えて、気に入るものに出会えない。そう書いている人がいました(編集部による要約)。深さはほしい、でも鮮やかすぎるのは避けたい。そこにちょうど収まるのが[05]です。
今回調べた中でいちばん見つけやすい色です。通常色なので店頭にも並びます。定価は1,540円(税込)。楽天RAXYのライターは、この[05]をシリーズ全体の人気上位5色にも挙げています(編集部による要約)。
[05]のくすんだ側のすぐ上に、ほとんど同じ色でマットの[M06 掘りたて紅土](ブリックレッド)もあります。こちらも通販で買えますが、[05]のほうが出品は多めです。
- 深い色とマットな質感は、唇の輪郭をはっきり見せます。口もとの影が気になる日は、明るいほうへ1段戻すと収まります。[11 5:00AM]に落ち着いたけれど、リップをつけたとたんにほうれい線が目立つ、という投稿もあります(編集部による要約)。
- 深い色は落ちたときの差も大きく出ます。飲食のあとに塗り直せる日かどうかで選ぶと、外しにくくなります。
前に外した1本から、次の1本を決める
すでに何本か持っている人は、こちらのほうが早く決まります。外したときの感想が、そのまま次の方向を指しています。
| 前に使った色 | 感じたこと | 次に試す1本 |
|---|---|---|
| 04 パンプキンワイン | 鮮やかすぎて浮いた | 05 ダークフィグ (明るさはそのまま・鮮やかさを落とす) |
| 03 陽炎 | 薄くてぼやけた | 16 100億haの砂海 (鮮やかさはそのまま・明るさを1段落とす) |
| 11 5:00AM | くすんで血色が沈んだ | M04 ゴーストムーン (鮮やかさを大きく足す) |
| 09 水晶玉のマダム | 赤が強くて主張した | 05 ダークフィグ (鮮やかさを大きく落として、少し明るく) |
| まだ1本も無い | — | 16 100億haの砂海 (いちばん外しにくい) |
手放したくない色が廃盤や品薄で手に入らないときは、色番号ごとに近い色をまとめた記事のほうが早く着きます。
もう1本、定番として挙がる[11 5:00AM]は
[04 パンプキンワイン]と並んで名前が挙がるのが[11 5:00AM]です。イエベ秋の人へ宛てた回答でいちばん支持を集めていたものも、まずこれ、として[11]を1番に置いていました(編集部による要約)。
読み取った色では、[11]は明るくてくすんだ側にいます。深いダークブラウンとして紹介されることが多いのですが、図では[04]より明るく、鮮やかさもかなり低いところです。血色が沈んで見えた、という投稿が出るのはそのためです(編集部による要約)。
[04]と[11]はどちらもKATE公式がWEB限定と表示している色で、店頭には並びません。
通販でもこの2色はほとんど出回っておらず、いちばん安いものでも定価の1,540円を超えています(2026年8月時点)。[09 水晶玉のマダム]も同じ状況です。[10 地底探索]は出品こそ少ないものの、最安は定価と同じでした。
「イエベ秋におすすめ」と書かれている色と、実際に定価で買える色がずれています。急がないなら公式のオンラインを当たる、今日決めたいなら店頭にも並ぶ[16 100億haの砂海]か[05 ダークフィグ]、質感を抑えたいなら[M04 ゴーストムーン]です。
今どこにいくつ出ていて、いくらなのかは、ここで見られます。
店頭から消えた色を廃盤と取り違えやすいところでもあります。ケイトで実際に生産が終わった色は、花王の公式リストから整理した記事にまとめてあります。
もう一度、並べて
| 色 | 明るさ | 鮮やかさ | 定価と入手 |
|---|---|---|---|
| 16 100億haの砂海 | 明るい | ふつう | ¥1,540 店頭・通販とも |
| 04 パンプキンワイン | 深い | 鮮やか | ¥1,540 WEB限定・品薄 |
| M04 ゴーストムーン | 深い | 鮮やか | ¥1,650 マット・店頭にも |
| 05 ダークフィグ | 深い | くすんだ | ¥1,540 店頭・通販とも |
迷ったら、まず明るいほうか深いほうかだけ決めてください。明るいほうなら、そこで1本に決まります。
色をまとめて見るなら、こちらから。
よくある質問


この記事では、KATE公式サイトの色一覧と色見本画像、楽天RAXYの全色レビュー、そしてイエベ秋の人たちが実際に投稿した質問と回答を読み比べました。そのうえで、色見本から読み取った色の値と、いま実際に買えるかどうかをあわせて整理しています。
特定の商品を実際に使用した体験レビューではありません。色の値は公式の色見本画像から編集部が読み取ったもので、実物とは異なります。定価は税込・2026年8月時点のものです。
最終更新:2026年8月





